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特集
観戦記がその日の話なら、特集は「いつ読んでもいい話」です。ひとりの選手の走り方、ロードレースの不思議な文化——一度きりの結果に紐づかないものを、じっくり書いていきます。
2026-10-30 公開
ゲラント・トーマス——最下位の1つ上から、ツールの頂点まで
2007年、21歳で初めて走ったツール・ド・フランスを、完走した141人のうち140位で終えた選手がいます。11年後、彼はパリの表彰台の真ん中に立ちました。ウェールズのカーディフで育ったゲラント・トーマスの歩みを、いくつかの場面から見ていきます。
2026-10-29 公開
アレハンドロ・バルベルデ——ユイの壁で5勝、7つ目のメダルで世界王者
スペインのアレハンドロ・バルベルデは、ベルギーの激坂「ユイの壁」にゴールするラ・フレーシュ・ワロンヌを、史上最多の5回勝ちました。世界選手権では銀2つと銅4つを重ね、2018年、38歳で初めて世界王者になります。2つの舞台を、年を追って見ていきます。
2026-10-28 公開
ヴィンチェンツォ・ニバリ——海峡を渡った少年が、3つのグランツールを勝った
ヴィンチェンツォ・ニバリは、シチリア島のメッシーナで生まれたイタリアの選手です。10代で海峡を渡ってトスカーナへ移り、のちにジロ、ツール、ブエルタの3つのグランツール全てで総合優勝しました。故郷を出た少年が、その町のゴールで引退を告げるまでを、いくつかの場面から見ていきます。
2026-10-27 公開
ブラッドリー・ウィギンス——ツールも五輪も制し、父も走ったヘントで最後に勝った
ブラッドリー・ウィギンスは、イギリス人で初めてツール・ド・フランスを勝った選手です。五輪では、金メダルを5個獲りました。幼いころに父から家族ごと縁を切られた少年が、父もかつて走ったヘントのレースで競技人生を終えるまでを、いくつかの場面から見ていきます。
2026-10-26 公開
新城幸也——石垣島から渡り、グランツールを16回すべて完走した
2009年のツール・ド・フランスで、日本人として初めて完走した2人のうちの一人が新城幸也です。沖縄県の石垣島に生まれ、高校を出て一人でフランスへ渡りました。2023年までにグランツールを16回走り、16回とも完走しています。2026年にプロとして21シーズン目を迎えた歩みを、いくつかの場面から見ていきます。
2026-10-25 公開
今中大介——シマノの社員のまま1996年のツールを走り、日本人に道を開いた
1996年、今中大介はツール・ド・フランスを走りました。日本人が初めてツールに出てから、70年後のことです。シマノの社員のまま、31歳になる年にイタリアへ渡った選手でした。ゴールのパリには届きませんでした。引退レースのジャパンカップは4位で、勝ったのはシマノの後輩でした。その歩みを、いくつかの場面から見ていきます。
2026-10-21 公開
別府史之——シャンゼリゼで逃げ、宇都宮で2年続けて勝った
2009年のツール・ド・フランスで、日本人として初めて完走した2人のうちの一人が、別府史之です。最終日にはパリのシャンゼリゼで集団から飛び出して逃げ、敢闘賞を受けました。高校を出てフランスへ渡り、2005年から2021年までプロとして走った歩みを、いくつかの場面から見ていきます。
2026-10-17 公開
ジャック・アンクティル——タイムトライアルで勝ち続け、ツール5勝に最初に届いた
ツール・ド・フランスを最初に5回勝ったのは、フランスのジャック・アンクティルです。勝ち方の土台は、ひとりずつ走るタイムトライアルでした。アンクティルは、ときに観客から非難の口笛も浴びました。勝ち方と、観客との距離が縮まっていくまでを、いくつかの場面から見ていきます。
2026-10-15 公開
ミゲル・インドゥライン——タイムトライアルで稼ぎ、山で守ってツールを5連覇
グランツールの総合争いは、山で決まると思われがちです。1990年代、スペインのミゲル・インドゥラインは、ひとりずつ走るタイムトライアルで大きな差をつけ、山ではその差を守って、ツール・ド・フランスを5連覇しました。その勝ち方を、いくつかの場面から見ていきます。
2026-10-14 公開
ファウスト・コッピ——戦争と弟の死を越えた「カンピオニッシモ」
イタリアのファウスト・コッピは、ジロ・デ・イタリアを5回、ツール・ド・フランスを2回勝ち、「カンピオニッシモ(チャンピオンの中のチャンピオン)」と呼ばれました。戦争で捕虜になり、弟をレースの事故で亡くし、次の年も走るつもりのまま40歳で世を去った人の話です。